但馬製の標記について 2009年01月23日更新 |
弊社、2009年2月からの取り組みとして「但馬製」の標記をしております。 1月23日のご注文より「但馬製」として出荷を致します。 この事を考える理由として、皆様もご承知と思いますが、一部の会社ではございますが偽装によって多くの人たちが 騙され何を信用すれば良いのか分からない時代になりました、事故米をブランド米、他の国の商品をを国産と言い、 産地偽装まで横行しております。 又、made in JAPANと標記しながら99%までが他国で作り1%だけ国内で作れば 「made in JAPAN」と標記できることも事実です、この事をユーザーの皆様方と(私も含めてですが)考え、 本当の意味でのmade in JAPANを作っていこうと思います。 そこで、私が育ったこの地、私共の会社のある地、磯城郡三宅町但馬が、 日本の野球グラブ及びスパイクの発祥の地として広く知られております。 しかしながら、ここ最近では多くを海外での生産に移行していく中、 但馬での生産数の減少に伴い技術者の多くが辞めていかれ、 お客様からの細かなご要望にお答えすることが出来なく成っています。 ここ但馬の地で生まれ育った伝統の技術を活かした物創りも出来なくなる現状に危機感を抱いております。 そこで、弊社では「裁断から縫製及び製造」の全てにおいて、伝統ある但馬の技術を受け継ぎ、残すことを考え、 この度「但馬製」の標記をしてまいります。 尚、この「但馬製」と呼ぶ標記については、当社の厳しい基準に於いて独自に考えて行う事であり、 他社に対して強制する物では無い事を付け加えさせて頂きます、 仮にこの趣旨にご賛同いただき、共に歩んで頂けるメーカー様、販売店様(小売店様)がございましたならば、 一緒に歩んで行きたいとも考えております。 最後になりましたが、ユーザー様からの色々なご要望にお答えすることを目的に 「但馬製」が国内唯一のmade in JAPANとして「安心と信頼の置ける製品」となるように努めてまいります、 何卒ご支援の程、宜しくお願いを申し上げます。 ■ 生産者としての「但馬製」標記の条件 1. 自社内で、裁断、縫製、製造、仕上げ加工の全ての工程を行う(一部国内外注加工は許可) 2. 法人企業であり、2年以上の確定申告が有る事。 但し、主材料、副材料、底材料(ゴム底)などは国外での調達となる物は許可しますが、 靴などのアッパーで国外での縫製などは、「但馬製」の標記は認めない。 3. 雇用を促進する 上記3条件の下に「但馬製」の取り組みをおこなってまいりますが、皆様方のお考えをお聞かせ頂ければと思います。 この事についての意見 お待ち申しております。 |